2025-10-07

不動産業界で問題視される「囲い込み」は、売却活動に影響を及ぼす行為です。
売主にとって不利益となるにもかかわらず、気づかずに契約を継続してしまうケースも少なくありません。
本記事では、囲い込みの概要とその弊害、さらに冷静に対応するための対処法について解説いたします。
\お気軽にご相談ください!/
囲い込みとは、売却を依頼された不動産会社が他社への情報提供を制限し、自社だけで売買を成立させようとする行為です。
この背景には、売主と買主の両方から手数料を得られる利益を優先する、「両手仲介」の仕組みがあります。
本来、物件情報は「レインズ」と呼ばれる不動産流通機構に登録し、広く情報公開することが義務づけられています。
しかし、囲い込みをおこなう業者は、レインズへの登録を遅らせたり、問い合わせに対して「商談中」と虚偽の回答をしたりして、他社の関与を防ぐのです。
このような行為は、倫理的には問題がありますが、明確な宅建業法違反には該当しません。
そのため、業界内でもグレーな対応として黙認されてしまっているのが現状です。
▼この記事も読まれています
不動産売却における担当者の選び方とは?見極めるポイント・相性も解説
\お気軽にご相談ください!/
囲い込みがおこなわれると、物件の情報が市場に出回らず、買主が限定されてしまいます。
その結果、売却までの期間が長引きやすくなり、希望の価格で売却できない可能性が高まります。
本来であれば、複数の購入希望者が現れることで価格交渉が有利に進みますが、囲い込みにより選択肢が減るため、値引きせざるを得ない状況に陥ることもあるのです。
また、販売活動の透明性が欠けることで、売主との信頼関係も損なわれかねません。
媒介契約を結ぶ際には、業者の販売方針や、レインズへの登録状況をしっかりと確認する必要があります。
▼この記事も読まれています
買った時より高く売れる家の特徴は?高く売る方法や注意点も解説
\お気軽にご相談ください!/
囲い込みが疑われる場合、まずは媒介契約の種類と契約期間を確認することが大切です。
専任媒介契約および専属専任媒介契約の期間は最長3か月と定められており、更新も売主の意向によってのみおこなわれます。
契約時には、レインズに登録された証明書の提示を求め、登録日と内容をチェックすることで、情報が正しく公開されているかを確認できます。
また、専任契約の場合は、2週間に1回以上の販売状況報告が義務づけられているため、報告内容が不十分な場合は注意が必要です。
もし、囲い込みの可能性が高いと判断した場合は、契約更新をせず、一般媒介契約に切り替えるか、他の信頼できる業者への変更も視野に入れましょう。
複数業者による並行的な販売活動をおこなうことで、物件の露出度が高まり、より適正な価格での売却が期待できます。
▼この記事も読まれています
家を売る際に必要な準備は?売り出しから引き渡しまでの流れを解説
囲い込みとは、特定の不動産会社が売主と買主の両方を囲い込むことで、自社利益を優先する行為です。
この行為により、売却期間の長期化や価格低下などの不利益が生じる可能性があります。
対策としては、媒介契約の内容や報告義務を確認し、必要に応じて契約の見直しや業者変更を検討することが有効です。
千葉県茂原市やいすみ市で不動産を売却するなら、エヌビーホームへ。
不動産売却・空き家・相続に関するご相談を承っており、専門的な視点と豊富な実績でアドバイスさせていただきます。
お客様の相談に寄り添った提案をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

エヌビーホーム
茂原市や房総半島エリアに根ざし、不動産売却を中心に地域密着のサポートを大切にしています。
お客様一人ひとりの状況に寄り添い、安心してご相談いただける誠実な対応を心がけています。
■強み
・空き家管理、住み替え、相続対応など幅広い相談実績
・地域特性に精通し、実務経験に基づく的確なご提案
■事業
・戸建てや土地などの売却全般
・資産整理やライフスタイルに応じた不動産活用
持ち家を持っている方でも、会社から突然遠方への転勤を命じられる可能性はあります。転勤が短期なら一時的に空き家にする選択も考えられますが、転勤が長期になるならおもな選択肢はマイホームを売却...
2024-08-27
相続する予定の不動産が共有名義となっている場合、財産として引き継ぐのは共有持分だけになります。共有している持分について知らないと、引き継いだ不動産の活用が難しくなり、共有名義となっている...
2024-09-10
不動産売買契約書はなぜ必要なのでしょうか。不動産における取引内容や物件の詳細情報など、似たような内容が書かれている重要事項説明書があれば、一見不要なようにも思えるでしょう。そこで本記事で...
2025-06-10
シロアリ被害が見つかった住宅を売却する際、多くの方が不安を感じることでしょう。しかし、建物の状況を正確に把握し、適切な手順を踏むことで、安全に売却を進めることが可能です。本記事では、シロアリによる被害の影響や売却方法、注...
2025-12-30
病死があった物件を売却する際には、告知義務の有無や価格への影響を正しく理解することが大切です。告知が不要なケースでも、心理的瑕疵と判断される条件や対応方法を知っておくことで、円滑な売却につながります。本記事では、告知義務...
2025-12-02
中古住宅を手放す際には、状況に応じた最適な方法を選択することが求められます。所有し続けることで、税負担や老朽化による危険、さらには特定空家指定などのリスクが高まるためです。本記事では、中古住宅の処分方法と所有継続によるリ...
2025-12-02
相続で空き家を取得したものの、管理や処分に悩む方は少なくありません。維持費や管理負担を軽減しつつ、できるだけ良い条件で売却することが大切です。本記事では、空き家の売却方法やスムーズに取引を進めるためのポイントを解説いたし...
2025-11-11
事故物件の売却を検討する際、どの方法が最適か悩む方は少なくありません。とくに、告知義務や買い手心理の影響から、通常の不動産売却とは異なる注意が必要です。本記事では、事故物件の売却手段や条件、相場の傾向について解説いたしま...
2025-12-30
空き家を売却したいとお考えの方に向けて、どこへ相談すれば安心かを丁寧に整理いたします。相続や名義変更、税金の問題が絡む場合は、相談先を正しく選ぶことが大切です。本記事では、空き家売却に関する相談先や相談先選びのポイントに...
2025-11-18
不動産を売却するにあたり、不動産会社へ仲介を依頼する方は多いでしょう。この場合、担当者はどのように選べば不動産の売却がスムーズにすすむのでしょうか。ここでは不動産売却の担当者の役割とは何か、担当者の選び方として見極め...
2025-05-13
自宅を用いて現金をつくる方法には、売却後の不動産を賃貸物件として借りるリースバックがあります。リースバックのほかにも融資を用いた現金化の方法がありますが、両者は大きく異なるサービスです。今回は、リースバックと融資の審...
2025-05-13
空き家を共有名義で所有されている方は、その後の管理や活用についてお悩みではないでしょうか。共有名義の空き家は、所有者全員の意見がまとまりにくく、さまざまなリスクを生み出す要因となることも少なくありません。そこで本記事では...
2026-02-10
使っていない不動産を所有し続けると、固定資産税や維持管理の費用、手間がかかり、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。しかし、空き家を売却または譲渡することで、これらの負担から解放され、新たな資産活用への一歩を踏み出...
2026-02-10
空き家を相続したものの、ご実家に残された仏壇の扱いに困っている方は少なくありません。2024年4月からの相続登記義務化もあり、空き家問題への対応は早急な対応が求められます。本記事では、空き家に残された仏壇の適切な対処法か...
2026-02-03
空き家を所有している方にとって、ネズミの被害は深刻な問題の1つといえるでしょう。誰も住んでいないはずなのに家の中で物音がする、建物に傷みが目立つといった状況は、ネズミが棲みついているサインかもしれません。ご自身の財産と、...
2026-02-03
農地を相続する際、税金の負担がどのように決まるのか、不安に感じる方は多いのではないでしょうか。農地は、土地の種類や立地によって評価方法が異なるため、内容を理解せずに進めると想定以上の税額が発生するおそれがあります。本記事...
2025-10-14
相続した不動産の売却を検討する際、遺産分割協議前に売却が可能かどうかは、多くの相続人にとって大切です。この問題には、法的な制約や手続き上の注意点が存在します。そこで本記事では、遺産分割協議前に相続不動産を売却することの可...
2025-09-09
相続税を支払ったあとに、「本当に正しい金額だったのか」と疑問に思ったことはありませんか。実は、一定の条件下で相続税を納めすぎてしまうケースがあり、後から還付を受けられる制度が存在します。そこで本記事では、なぜ相続税を...
2025-08-26
相続対策として、養子縁組を検討されている方も多いのではないでしょうか。養子縁組は、法定相続人の増加や相続税の節税など、さまざまなメリットがあります。そこで本記事では、相続における養子縁組の基本からメリット、さらに注意...
2025-08-26