2024-11-12

一戸建てを建築するときは、まず建物を建てるために土地を確保しなければなりません。
しかし土地の取得には多額の費用がかかるため、地主から借地権を購入して家を建てる方も多いです。
今回は借地権とは何かについて解説し、借地権付き建物を売却する3つの方法や、借地権付き建物を売却する流れについて解説します。
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そもそも借地権とは、家を建てることを目的に、一定期間にわたり土地を借り続けられる権利です。
借地権の上に建つ家のことを「借地権付き建物」と言います。
借地権には、大きく分けて「普通借地権」「定期借地権」「旧法借地権」と3つの種類があります。
普通借地権は、契約を更新すれば半永久的に土地を借りられる権利で、存続期間は30年間です。
旧法借地権は1992年以前の借地法に基づいた権利で、普通借地権とは異なり、存続期間が設けられていません。
定期借地権は、契約期間満了とともに更地にして土地を返還する義務をともなう借地権です。
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借地権付きの家を売却したい場合、地主が建物を買い取ると借地権が消滅するため、まずは建物を地主に売却できないか交渉を持ち掛けてみましょう。
地主に対して「譲渡承諾料」を支払えば、借地権付き建物を第三者に売却することも可能なため、一般から買主を探す方法も有効です。
地主が持つ「底地権」をあらかじめ買い取り、借地権を消滅させたうえで、土地と建物をセットで売却する方法も選択できます。
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借地権付き建物を売却する場合は、まず不動産会社の査定を受けて、仲介契約を結びましょう。
第三者に借地権付き建物を売却する場合、地主の承諾が必要なため、不動産会社を通して地主と交渉します。
なお、このときに支払う譲渡承諾料は、借地権価格の10%前後が相場です。
地主の承諾を得られた場合は、借地権譲渡承諾書を受け取って正式に契約を成立させ、買主に借地権建物を引き渡します。
最後に、売却により利益が出た場合は確定申告をおこなうのが、借地権付き建物を売却するまでの基本的な流れです。
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借地権とは、家を建てるために土地を借りる権利であり、借地権の上に建つ建物を借地権付き建物と言います。
借地権付き建物の売却方法は「地主に売る」「第三者に売る」「底地権を購入してから第三者に売る」の3つです。
第三者に売却する場合、地主の承諾が必要なため、不動産会社に相談しながら手続きを進めましょう。
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