空き家対策で家族信託を利用するメリットは?制度の内容や特徴をご紹介!

2023-12-26

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空き家対策で家族信託を利用するメリットは?制度の内容や特徴をご紹介!

近年、国内では少子高齢化による空き家の増加が深刻化しています。
その対策として「家族信託の利用」を推奨していますが、この制度の仕組みや特徴を知っている方は少ないかもしれません。
そこで今回は、空き家が生まれる原因や家族信託の制度内容、利用するメリットをご紹介します。

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空き家が生まれる原因とは

空き家が生まれる最大の原因は、高齢者世帯の増加と子世帯の核家族化です。
親が住んでいる家を子が継ぐといった風習がなくなったため、高齢の単身世帯が増加傾向にあります。
その後、居住者が老人ホームに入居したり入院したりすると、その家は空き家になってしまうのです。
誰も住まなくなった家は「相続人がいない」「相続人が決まらない」「相続したが遠方で管理できない」などの理由で放置されます。
所有者が認知症を発症してしまうと、売買契約を結んでも無効になってしまうため、より放置されやすく社会問題へと発展します。
不動産の売買では所有者本人の意思確認が必要になるので、判断能力を失う前に対策することが重要です。

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空き家対策に有効な家族信託の制度

家族信託とは、家族による家族のための財産管理制度です。
財産を持つ被相続人が「委託者」となり、信頼できる親族である「受託者」に財産を託して管理や処分を任せます。
その際に、託した財産から発生する収益を受け取る「受益者」も決めておくのが一般的です。
基本的に、委託者・受益者は父・母がなり、受託者は息子・娘がなります。
不動産の管理や売却を受託者に一任できるため、介護費用や老人ホームの入居一時金など老後に必要な資金も確保可能です。

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空き家対策で家族信託を利用するメリット

家族信託は自益信託にすると、贈与税が発生しません。
自益信託とは、親を委託者兼受益者にする家族信託です。
この方法なら贈与とみなされないため、税金を支払う必要はありません。
また、受託者の判断だけで委託者の不動産が処分できることもメリットです。
受託者へ任せるのが不安な方は、信託監督人を設置すると良いでしょう。
その他、家族信託は数世代先の財産承継まで指定可能です。
相続人がいないといった状況を防げるため、空き家が放置されるリスクも少なくなります。

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まとめ

空き家が生まれる要因は、高齢者世帯の増加と子世帯の核家族化です。
その対策として「家族信託」がありますが、制度を利用すると子の判断で家が処分できます。
自益信託にすると贈与税も発生しないため、税負担も軽くできます。
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