路線価とは?調べ方・相続税の計算方法を解説

2025-01-28

路線価とは?調べ方・相続税の計算方法を解説

路線価とは、相続する土地の相続税評価額を計算するために必要な値です。
今回は、路線価とは何かから、その調べ方、路線価を用いた相続税評価額の計算方法までを解説します。
相続の手続きをスムーズに進めるための参考にしてください。

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路線価とは

路線価とは、固定資産税や相続税の土地評価をするために必要な値であり、国が道路ごとに定めているものです。
相続においては、土地を相続するタイミングで相続税路線価・土地面積・補正率を乗じて相続税評価額を計算します。
相続税路線価と固定資産税路線価の違いは、評価主体、価格時点、公表時期の3つ。
相続税評価額は国税庁が定めており、毎年1月1日を評価時点として7月頃に公表されます。
一方、固定資産税路線価は国土交通省が定めており、3年ごとの1月1日を評価時点として4月頃に公表されます。

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路線価の調べ方

路線価の調べ方の手順は以下のとおりです。

  • 国税庁ホームページの「財産評価基準書 路線価図・評価倍率表」にアクセス
  • 相続開始日を含む年度のタブを選択
  • 相続する土地がある都道府県を選択
  • 「路線価図」をクリック
  • 相続する土地がある市区町村を選択
  • 地名を探して選択
  • 表示された地図(相続税路線価図)から相続する土地を探す
一例として、相続税路線価図に「200E」と書かれていたら、その道路の路線価は20万円であり、借地権割合は50%です。
路線価がある土地とない土地があるため、後者の場合は「相続税評価額=土地の固定資産税評価額×評価倍率」の式で計算する倍率方式をとります。
各土地の評価倍率についても、国税庁ホームページを参照してください。

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路線価を用いた相続税の計算方法

相続税路線価を用いた相続税の計算方法は「土地の相続税評価額=相続税路線価×地積(㎡)×補正率」です。
補正率とは、相続する土地が細長い、間口が狭いなどの難がある場合に、一般的な土地との違いを考慮して税額を調整するためのものです。
国税庁ホームページにて路線価を調べるとともに、どのような土地にどれだけの補正率が加算されるのかも確認しましょう。

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まとめ

路線価とは、土地の固定資産税・相続税評価額を計算するため、国が道路ごとに設定している値です。
それぞれの土地の路線価は、国税庁ホームページで公表されている「財産評価基準書 路線価図・評価倍率表」を参照して調べることができます。
路線価とともに、特殊な土地に加算される可能性がある補正率についても確認してください。
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