2024-08-13
不動産を売却する際は、査定を受ける、不動産会社と契約を締結する、内見に対応するといったさまざまな手続きが必要です。
そのため、現在海外に住んでいる方は、日本にある不動産を海外在住のまま売却できるのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
今回は海外在住でも日本の不動産売却は可能なのか、不動産売却の一連の流れ、売却における注意点について解説します。
\お気軽にご相談ください!/
日本に住所を持たず海外に1年以上住んでいる海外在住者は、所得税法において非居住者として扱われます。
非居住者は不動産売却における必要書類のひとつである住民票がなく、直接手続きをおこなうことも難しいので、そのままでは不動産売却はできません。
ただし、法律の専門家である司法書士を代理人に選任し、不動産売却の手続き代行を依頼した場合は、非居住者でも不動産売却が可能です。
▼この記事も読まれています
3階建てが売却しにくい理由は?売却するときのポイントを解説!
\お気軽にご相談ください!/
海外在住の非居住者が日本の不動産を売却する場合、まずは不動産会社と、代理人になってくれる司法書士を探さなければいけません。
不動産会社によっては非居住者の売却に対応していない場合もあるので、事前に海外在住であることを伝えるようにしましょう。
代理人になる司法書士を選ぶ際も、非居住者の不動産売却に慣れているかどうかを確認することが大切です。
不動産会社と代理人が決まった後は、在留証明書、サイン証明書、代理権限委任状といった必要書類を集めます。
これらの書類は在住先の国にある日本大使館や領事館で手に入りますが、一部の書類は発行まで時間がかかります。
余裕を持ったスケジュールで売却を進められるように、なるべく早い段階で申請すると良いでしょう。
不動産会社による売却活動で買主が見つかったら売買契約を結び、最後に決済と引き渡しを終えれば一連の流れは終了です。
▼この記事も読まれています
ハウスメーカーの建てた家は売却しやすい?重視されるポイントも解説!
\お気軽にご相談ください!/
海外在住の非居住者が日本の不動産を売却する場合、特定の条件を満たす取引ではその売却益に対して10.21%が課税されます。
この金額は源泉徴収の対象ですが、基本的に買主が納税することになるので売主が追加で支払う必要はありません。
ただし、買主が源泉徴収を納めた場合、売主は支払調書を受け取ったうえで翌年に確定申告をしなければいけません。
非居住者は自身で確定申告ができないので、期日までに手続きを代行する納税管理人を選出しておきましょう。
▼この記事も読まれています
一戸建て住宅は売るべき?貸すべき?それぞれのメリットとデメリットを解説
1年以上海外在住を続けている非居住者は、法律の専門家を代理人に選出することによって日本の不動産が売却可能です。
売却の流れとしては、まず不動産会社と代理人を探し、必要書類を集めたうえで、売買契約の締結、決済・引き渡しへと進むことになります。
注意点として売主の確定申告が必要になる場合があるので、源泉徴収が発生したかどうかをしっかり確認し、必要であれば手続きの準備を進めておきましょう。
茂原市や房総半島エリアの不動産売却のことならエヌビーホームへ。
地域密着で住居、空家、土地の無料査定を行っております。
30年の実績と経験でお客様のお悩み解決のお手伝いをいたしますので、ぜひお問い合わせください。
映画鑑賞などの趣味を楽しむため、家に地下室を設けることがあります。しかし通常の物件と比較すると地下室付きの家は売却しにくく、買い手を見つけるには何かしらの対策を講じなければならない点に注意が必要です。そこで今回は、地...
2025-03-11
不動産売却は大きなお金が動くため、慎重に行動しなければなりません。とくに初めて不動産取引をおこなう方にとって、疑問や不安を相談できる窓口は重要なポイントになるでしょう。そこで今回は、不動産売却における相談先として、不...
2025-03-11
まだ新しい家を売りに出すには、どのような事情が背景にあるのでしょうか。築浅物件といえども、なるべく早く売るのがおすすめです。この記事では、築浅一戸建てを売却する理由や、早期売却のコツを解説するので、家を売りたいと検討...
2025-02-25
経年劣化が進んでいる不動産を売るには、リフォームしたほうが良いのか気になっている方は多いでしょう。新築思考を持つ方が多い一方で、中古物件を安く購入して自分たち好みにリノベーションしたいと考える層が増えているので、工夫...
2025-02-18
ご自宅を売ると決めたら、まず最初に不動産会社に査定をご依頼ください。査定価格はご自宅の売り出し価格を決める際の参考になるものですが、状態の良し悪しだけでなく、書類の有無によっても金額が左右されることがあります。こちら...
2025-03-04
不動産売却を早く売りたいと検討している方や、早く売るべきなのか迷っている方は多くいます。どうして早く売りたいのか、その理由や早期売却を迫られるケースを知っておくと、売却を検討している方が早期売却の判断をするのに便利で...
2024-07-23
事故死や自殺、孤独死などがあった物件は「いわくつきの土地」「わけあり物件」などの噂が立つことがあり、売却が困難になるケースがあります。とはいえ「いわくつきの土地と言われているが、どうしても売却したい」と思う方もいらっ...
2024-06-11
土地・家などを売りたいと検討している方にとって、希望に近い額で購入してくれる買主がスムーズに見つかるかどうかは大きな不安のひとつでしょう。そのような不安を抱えている方は、売れなかった場合の対策についても把握しておくと...
2024-02-13
不動産の売却において、契約内容と実際の間に相違が発見される場合があります。このとき売り主が買い主に対して負う法的責任を契約不適合責任といいますが、以前は瑕疵担保責任と呼ばれていました。今回は、瑕疵担保責任から契約不適...
2025-01-19
不動産を相続する際の相続登記が義務化されたことをご存じですか?義務化に際して登記を怠った際の罰則も設けられているので、不動産を相続するときは忘れずに相続登記をおこないましょう。今回は、不動産相続時の相続登記が義務化さ...
2025-01-19
お墓に近い不動産の売却を検討している場合、メリットや注意点について事前に知っておきたい方も多いでしょう。この記事では、墓地が近くにある物件を売却する場合の利点や注意点について解説をしています。お墓に近い場所にある不動...
2024-12-24
一戸建ての売却を視野に入れて、不動産会社に査定の依頼を検討している方は多いでしょう。はじめて不動産の査定を受ける方は、査定の流れを事前に把握して、入念な準備を進めたいと考えているかもしれません。そこで今回は、不動産会...
2024-09-24
親から家や土地などの不動産を相続することを、楽しみにしている方もいるかもしれません。しかし、場合によっては維持経費ばかりがかかる「負動産」である可能性もあります。今回は、そんな負動産を相続してしまった際の処分方法、相...
2025-03-04
親との死別はいずれくるとわかっていても、いざそのときになると何をして良いのか、とくに相続に関しての段取りを把握している方は少数派です。また親から譲り受けた不動産を売った場合、税金面での心配もでてきます。この記事では、...
2025-02-25
家族や親族が亡くなったときに生じるのが、相続関係の手続きです。手続きを進めていくうえで、遺産分割と相続の違いについて理解しておくことは重要なポイントになります。そこで今回は、遺産分割と相続はそれぞれどのようなものか、また...
2024-05-14
遺言書とは、自分の財産を生前に誰にどれだけ残すかについての意思表示をするものです。遺言があれば遺産分割協議をおこなわず相続手続きが進められるので、相続人同士でのトラブル防止につながります。遺言には自筆証書遺言や公正証...
2024-04-23