2024-03-12
不動産を売却したい場合、売り手からすれば当然少しでも高い金額での取引を望みます。
しかし、買い手は少しでも安い金額での取引を望んでいるため、取引が進むなかで発生するのが値引き交渉です。
そのため、売り手側は値引き交渉についてのポイントを押さえた上で取引に臨む必要があります。
交渉時に対策や価格設定のポイントをまとめたため、これから物件を売却予定の方は参考にしてください。
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買い手から値引き交渉を打診された場合は、応じるか応じないかを選択できます。
どのような価格でも売れることはあるため、不動産を売却するときの状況次第で検討すると良いでしょう。
たとえば、売りに出してから即座に買い手が見つかったのでれば、その買い手は相当その不動産を手にしたいと考えられます。
その場合は、交渉に応じなくても購入してくれる可能性が高いです。
値引き交渉は必ずしも応じなければならない訳ではないため、タイミングを見計らって検討しましょう。
ただし、値引き交渉に応じないスタンスは買い手に悪い印象を与えかねないため、値引き交渉に応じる姿勢も大切です。
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売却時は値引き交渉に応じることも考えて、価格設定は工夫しておいた方が良いでしょう。
たとえば、相場を把握して値引きも考慮に入れて高い金額で設定できれば、上手くいくと想定どおりの金額で取引を成立させられます。
上乗せする金額はおおよそ10~15%程度を目安にすると良いと言われています。
仲介人に任せきりにせず自身で資産価値や相場を把握しておくと、相場よりも安い金額で手放してしまったという後悔は避けられるでしょう。
また、価格設定は時期に応じて判断することも重要です。
売り出しはじめて日数が経った物件ほど値引き交渉をされやすい傾向にあるため、少し高めの価格設定にするなど工夫が必要です。
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値引き交渉された時の対策としては、売り出して間もないうちからの交渉にはひとまず応じないようにしましょう。
今後問い合わせが入ることを期待できるなかで値引き交渉に応じると、さらなる交渉を持ちかけられる場合もあります。
このペースにはまると次々と買い手に有利な状況となるため、後悔しない取引とするためにも、売り手側は冷静に動かなければなりません。
売り出してから3か月ほど経過しても問い合わせや購入希望者が現れない場合は、交渉に応じたりあらかじめ値下げするなどの対策をおこないましょう。
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不動産の売買は大きなお金が動くため、値引きの交渉が起こることは珍しくありません。
だからこそ、売り手側は値下げ交渉に応じるのであれば、自身が大きく損をしないような形の取引にすることが大切です。
状況を見て慎重に価格設定をして、交渉に応じるか応じないかの判断を下しましょう。
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