2023-07-11
何らかの事情で土地の所有者が変更になる場合、名義変更の手続きが必要になります。
しかし、その手続きが必要となる具体的なケースについては不明な方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、土地の名義変更が必要になるのはどのようなケースか、流れと費用についても解説します。
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土地の名義変更が必要になるケースは、主に相続、財産分与、売買が発生したときです。
1つ目の相続における名義変更とは、土地の所有者が死亡した際に発生します。
相続人はその土地の名義変更をおこなう義務がありますが、他の相続人の許可を取る必要がある場合は手続きが煩雑になるでしょう。
2つ目の財産分与における名義変更とは、夫婦が離婚した際に発生する手続きであり、お互いが築いた財産を分け合うことを指します。
共有名義としていた土地を財産分与で夫婦どちらかの名義に変更する場合、共同申請が必要です。
3つ目の売買における名義変更とは、不動産の売買によって土地の所有者が変更になる際に必要な手続きです。
名義変更をおこなわない限り、買主はその土地に関する所有権を第三者に主張できません。
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土地の名義変更をおこなう流れは、まず必要書類の収集からスタートします。
名義変更の原因によって必要な書類が異なるので、事前に確認しておきましょう。
必要書類が揃ったら、法務局のホームページからフォーマットをダウンロードして、登記申請書を作成、署名、捺印をおこないます。
その後、土地が所在する地域を管轄している法務局に登記申請書と必要書類を提出して名義変更を申請します。
書類に不備がなければ1〜2週間で登記識別情報通知が届き、名義変更は完了です。
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土地の名義変更にかかる主な費用として、登録免許税、必要書類の取得費用、司法書士費用が挙げられます。
1つ目の登録免許税とは、名義変更をおこなう際に法務局に支払う変更手数料のことです。
その税額は固定資産評価額×税率で算出され、税率については売買と財産分与では2%、相続では0.4%と定められています。
2つ目の必要書類の取得費用とは、名義変更のために法務局に提出する書類を取得する際に発生する費用です。
住民票、印鑑証明書、登記簿謄本などを取得するにあたり、それぞれ数百円程度の費用が発生します。
3つ目の司法書士費用とは、名義変更の手続きを司法書士に依頼する際に発生する費用です。
名義変更の手続きは自分自身でおこなうことも不可能ではありませんが、専門的な知識を必要とするため司法書士へ依頼することをおすすめします。
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土地の名義変更が必要になるケースとしては、主に相続、財産分与、売買が発生したときです。
自分で申請することも不可能ではありませんが、専門的な知識を必要とするため司法書士へ依頼するとスムーズに手続きができます。
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