2024-10-29
所有している土地を売却したいと考えている方もいらっしゃると思います。
土地を売却するときに知りたいのが土地売却の「相場」ですが、調べる方法が分からないと困っている方も多いです。
今回は、土地売却の相場はいくらなのか、相場の調べ方や調べるときの注意点についてご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
土地の売却相場の調べ方としては、「地価公示価格」から調べる方法、「実勢価格」から調べる方法、「納税通知書」から調べる方法と、おもに3つの方法があります。
「地価公示価格」とは、国土交通省の土地鑑定委員会が定めた標準値の1㎡あたりの単価のことで、土地取引のなかでも標準的といわれる価格です。
土地の売買や資産評価をする場合に、その土地の適正な価格を判断する目安の価格となり、その年の1月1日時点の地価が毎年3月に公示されます。
「実勢価格」は、実際に取引がおこなわれた土地の価格です。
実勢価格は、地価公示価格の1.1倍程度といわれているため、土地の相場を考える場合には、「相場=地価公示価格の1.1倍程度」と考えてみると良いでしょう。
「納税通知書」は、毎年4月から6月の間に送られてくる、固定資産税の納税通知書のことです。
固定資産税納税通知書に記載されている「固定資産税評価額」は、公示地価の70%とされているため、売却相場を計算するには0.7で割れば算出できます。
▼この記事も読まれています
土地売却の相談先とは?基本的・状況別のケースに分けてご紹介
\お気軽にご相談ください!/
土地売却の相場を考えるときの注意点として、土地固有の条件も考慮することが重要です。
土地売却相場には、影響を与える要素がいくつかありますが、そのなかでもプラスの要素が多い土地は、周辺の相場より高く売れる傾向があります。
土地売却相場に影響を与える要素として、土地の面積が周辺の土地と同じくらいならプラスになりますが、周辺とくらべて広すぎたり狭すぎたりするとマイナスとなってしまいます。
また、日当たりや風通しが良いとプラスになり、相場より高くなるかもしれません。
ほかにも、土地の形状が整形地に近い、道路に接している土地の面積が広い、土地が角地であるなどの条件があると、相場より高く売れるでしょう。
反対に、土地の形状が三角地や台形地、旗竿地、長すぎる長方形の場合や、道路に接している面積が狭い場合などはマイナスの要素となってしまいます。
もう一つの注意点として、売却相場を調べるときには、「売り出し価格」は参考にしないようにしましょう。
売り出し価格はあくまで売主の希望価格であり、相場より高めに設定されているケースが多いからです。
もし、より詳細な売却相場を把握しておきたいなら、不動産査定を依頼するのもおすすめです。
不動産の相場は土地の条件や不動産市場の状況によって刻刻と変動しているため、不動産会社がプロの目でみた売却推定価格を参考にすると、より正確に価格設定ができるでしょう。
▼この記事も読まれています
売却しやすい旗竿地の特徴やスムーズに売却する方法を解説!
土地売却の相場を調べるには、「地価公示価格」「実勢価格」「納税通知書」から調べる方法があります。
調べるときの注意点として、土地固有の条件を考慮する点が挙げられます。
より詳細な売却相場を把握したい場合は、不動産査定を依頼するのもおすすめです。
茂原市や房総半島エリアの不動産売却のことならエヌビーホームへ。
地域密着で住居、空家、土地の無料査定を行っております。
30年の実績と経験でお客様のお悩み解決のお手伝いをいたしますので、ぜひお問い合わせください。
売却を考えている不動産が越境していると指摘されて、驚いた経験のある方もいると思います。また、越境している不動産を売却できるのか、困っている方もいるでしょう。今回は、不動産の越境とはどのようなものか、越境している不動産...
2024-10-01
不動産を売却する際に大切なのは、売主の希望を反映した売り出し時の希望価格です。必ずしもその価格で売却できるとは限らないものの、希望価格に近い価格で売れるケースもあるでしょう。今回は、不動産を売却する際の希望価格の決め...
2024-09-24
不動産を売却する際は内見をおこなう必要がありますが、なかにはまだ売主の方が居住中の物件もあるでしょう。こうした居住中の物件を高く売るためには、内見時の生活感を抑えて良い印象を引き出さなければなりません。今回は、居住中...
2024-09-17
相続した不動産を売るなら、3年以内に売ることをおすすめします。3年以内に売却すると、相続空き家の特例・取得費加算の特例が使えて節税できるためです。今回は相続から3年以内の売却で活用できるこれらの特例や、相続した不動産...
2024-08-13
不動産売却を早く売りたいと検討している方や、早く売るべきなのか迷っている方は多くいます。どうして早く売りたいのか、その理由や早期売却を迫られるケースを知っておくと、売却を検討している方が早期売却の判断をするのに便利で...
2024-07-23
事故死や自殺、孤独死などがあった物件は「いわくつきの土地」「わけあり物件」などの噂が立つことがあり、売却が困難になるケースがあります。とはいえ「いわくつきの土地と言われているが、どうしても売却したい」と思う方もいらっ...
2024-06-11
土地・家などを売りたいと検討している方にとって、希望に近い額で購入してくれる買主がスムーズに見つかるかどうかは大きな不安のひとつでしょう。そのような不安を抱えている方は、売れなかった場合の対策についても把握しておくと...
2024-02-13
不動産売却の際には、さまざまな理由でキャンセルをしなければならないケースも起こりうるでしょう。そもそも契約解除はできるのか、またそのさいのペナルティも気になるところです。ここでは、不動産売却を途中でキャンセルする場合...
2024-02-13
一戸建ての売却を視野に入れて、不動産会社に査定の依頼を検討している方は多いでしょう。はじめて不動産の査定を受ける方は、査定の流れを事前に把握して、入念な準備を進めたいと考えているかもしれません。そこで今回は、不動産会...
2024-09-24
不動産市場において、市場に出しても売れにくいと言われている建物がいくつかあります。今回は売れにくい建物とは何か、原因についてご紹介します。大きく分けて再建築不可、テラスハウス、賃貸併用住宅についてピックアップしている...
2024-09-10
住宅ローンを組んで購入した家には、金融機関による抵当権が設定されます。しかし完済後に抵当権抹消登記の手続きをおこなわないと、そのまま残り続けてしまう点に注意が必要です。そこで今回は抵当権抹消登記とは何か、抵当権抹消登...
2024-08-20
不動産相続した場合、亡くなった方の名義から自分の名義に変える手続きが必要になります。手続きを怠るとペナルティが生じるため、いつまでに手続きをするべきか把握しておかなければいけません。そこで今回は、不動産相続の名義変更...
2024-07-30
家族や親族が亡くなったときに生じるのが、相続関係の手続きです。手続きを進めていくうえで、遺産分割と相続の違いについて理解しておくことは重要なポイントになります。そこで今回は、遺産分割と相続はそれぞれどのようなものか、また...
2024-05-14
遺言書とは、自分の財産を生前に誰にどれだけ残すかについての意思表示をするものです。遺言があれば遺産分割協議をおこなわず相続手続きが進められるので、相続人同士でのトラブル防止につながります。遺言には自筆証書遺言や公正証...
2024-04-23