不動産におけるAI査定とは?仕組み・メリット・デメリットを解説

2023-05-29

空き家

不動産におけるAI査定とは?仕組み・メリット・デメリットを解説

近年、さまざまな分野でAIを活用した便利なサービスに注目が集まっています。
不動産売却においても、AI査定というサービスがありますが、その内容について把握されている方はまだ少数です。
そこで今回は、AI査定がどのような仕組みのものなのか、AI査定を使うメリットとデメリットを解説します。

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不動産におけるAI査定の仕組み

不動産の売却時に利用するAI査定とは、その名のとおり人工知能を活用した査定方法です。
人工知能は、インターネット上に公開されている過去の取引事例や公示情報を蓄積し、最適な査定価格を導きます。
人工知能が査定で参考にする主なデータは、類似物件の取引事例です。
単に金額を参考にするだけでなく、立地・築年数・マンションの階数・方角といったポイントも考慮して、成約価格を推測します。
不動産のAI査定はこうした情報を短時間で処理できますが、立地や築年数といった査定価格を左右するポイントを適切に見極める作業は、従来の不動産査定と変わりません。
また、人工知能が蓄積する過去のデータが不十分だと、従来の不動産査定よりも精度が下がる点には注意が必要です。

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不動産のAI査定を利用するメリット

AI査定は、数秒から数分で査定価格が提示されるため、待ち時間がなく早いことがメリットです。
従来の人の手による査定だと、簡単なものでも結果が出るまで数日かかるため、手軽に利用したい方にとってAI査定はメリットとなります。
また、個人情報を入力することなく、匿名で査定が完了するのもAI査定のメリットです。
AI査定ではメールアドレスだけで済むことがほとんどで、情報を入力したくない方にとっては便利な存在でしょう。
さらに、不動産会社と直接電話や対面でやりとりをしなくて済む点も、AI査定のメリットです。

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不動産のAI査定を利用するデメリット

AI査定の多くは、実際の売却価格と差があることがデメリットです。
人工知能は、蓄積されたデータが少ないと精度の高い結果が出ないのはもちろん、宅地建物取引業者が参照できるレインズの成約データも利用できません。
また、マンションではある程度の精度が期待できるものの、一戸建てに対する査定の精度が悪いこともデメリットです。
一戸建ては立地や間取りなど同じ条件の物件がないため、データを機械的に参照するだけでは精度の高い査定が不可能です。
さらに、人の手による査定では、現地確認をおこなったうえで個々の状況に応じた査定結果を示しますが、AI査定では現地確認ができないこともデメリットといえます。
AI査定では参考となる結果すらも得られないケースが多いため、現時点では従来の不動産会社による査定を利用するのがおすすめです。

まとめ

不動産のAI査定とは、人工知能が蓄積したデータをもとに、査定価格を出す仕組みのものです。
匿名で早く査定結果が出るメリットの反面、実際の売却価格とは差があり、精度が低い点はデメリットといえます。
不動産売却を進めたいならば、精度の高い不動産会社の査定を利用するのがおすすめです。
私たち「エヌビーホーム」は、千葉県外房エリア(茂原市、大網白里市、東金市、いすみ市)を中心に不動産売却のサポートをしております。
弊社のホームページより、不動産査定依頼を受け付けておりますので、ご検討中の方はぜひご利用ください。

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