相続放棄した実家の解体費用は誰が負担する?解体費用の相場も解説

2024-07-09

相続放棄した実家の解体費用は誰が負担する?解体費用の相場も解説

誰も住む予定のない実家を相続する予定がある場合、管理が難しいなどの理由で「相続放棄」を検討している方もいらっしゃるかと思います。
しかし相続放棄をするにあたって、「解体費用は誰が負担するの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、相続放棄した実家の書いた費用は誰が負担するのかに加えて、解体費用の相場や、そのまま放置しておくことのデメリットについて解説します。

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相続放棄した実家の解体費用は誰が負担する?

原則として、相続放棄した実家の解体費用を支払うのは、「相続人」となっています。
なぜなら、たとえ相続放棄を選択した場合でも、管理義務は相続人に発生するからです。
ただし、相続放棄をした相続人が、亡くなった方の家に住んでいなかった場合は、解体費用を負担する必要はありません。
この場合は、ほかの相続人が負担することになるでしょう。
もし相続人がいない場合は、相続財産清算人が遺産を清算し、だれが解体費用を負担するのかを決めることとなります。

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相続放棄した実家の解体費用の相場

相続放棄した実家の解体費用については、建物の大きさや構造によって異なります。
構造別の「1坪あたりの解体費用相場」は、以下の通りです。

  • 木造住宅:3万円~5万円程度
  • 鉄骨造住宅:4万円~6万円程度
  • RC造住宅:6万円~8万円程度
ただし、上記の相場はあくまで目安のため、実際は依頼する解体業者によっても異なる場合があります。
そのため、しっかり見積もりをおこなってから依頼することをおすすめします。

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解体せずそのまま放置しておくデメリットとは?

先述したように、相続放棄した実家は、基本的には相続人に管理義務が発生します。
管理義務のある実家を解体せずにそのまま放置すると、「特定空き家に指定される可能性がある」というデメリットが発生します。
誰も住んでいない空き家は劣化するのが早く、「倒壊する危険性がある」と判断されると、特定空き家に指定されるのです。
この場合は、固定資産税が増額になることや、行政代執行となって自治体主導で強制解体され、解体費用を請求されることとなります。

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まとめ

相続放棄した実家の解体費用を支払うのは原則として「相続人」ですが、実家に住んでいなかった場合は負担する必要はありません。
相続放棄した実家の解体費用は、木造住宅「3~5万円程度」、鉄骨造「4~6万円」、RC造「6~8万円」程度が相場の目安となります。
管理義務のある実家を解体せずにそのまま放置してしまうと、特定空き家に指定される可能性があるため、注意が必要です。
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