2023-08-08
家族の形も時代とともに変化し、核家族化が進んでいます。
そのため、あまり二世帯住宅に住んでいる方は見かけなくなりました。
ライフステージの変化などにより、二世帯住宅の売却を検討している方もいらっしゃるでしょう。
今回は、二世帯住宅の種類や売却しにくい理由、売却する際のコツや、おすすめの方法である買取についてもご紹介します。
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一言で「二世帯住宅」と言っても、両世帯がどの程度生活空間を共有するかによって3種類に分けられます。
まず、両世帯の生活空間が完全に独立しているものを完全分離型と言います。
二世帯住宅とは言いますが、別の住宅として生活するためプライバシーの確保がしやすいことが特徴です。
ただし、すべての設備を2つつくる必要があるため、建設費は高額になります。
一部共有型は、玄関やキッチンなどは共有しますが、寝室やリビングなどのプライベート空間は別々にするものです。
共有する部分がある分、建築費は安くなりますが、両世帯が接する時間が増えることがストレスになるかもしれません。
完全同居型は、寝室などのプライベートな空間以外はほぼ全て共有する構造のものです。
共有スペースが多いため、両世帯の関わりは増えますが、工事費が抑えられるというメリットがあります。
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まず、核家族化が進んだことで、二世帯住宅を希望する方が少ないことが挙げられます。
間取りが特殊なので需要がなく、売却しようとしてもなかなか買い手が見つからないのです。
また、二世帯住宅は建物が大きいため、中古でも売り出し価格が高くなってしまうことも、売却しにくい原因です。
さらに、二世帯住宅が売りに出されると「何かあったのだろうか」と思われることも原因になっています。
家族間のトラブル、離婚、親世帯の死亡など、マイナスのイメージを持たれると、購入を躊躇されてしまうのです。
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二世帯住宅は売却が難しいとはいえ、売るためのコツはあります。
まず、需要の少ない二世帯住宅を、通常の間取りの戸建にリフォームする方法があります。
とくに、一部共有型や完全同居型の二世帯住宅は、比較的費用をかけずにリフォームできます。
とはいえ、確実に買い手が見つかる保証はないので、あまり高額なリフォーム費用をかけるのはおすすめできません。
完全分離型であれば、プライベートな空間が確保できている特徴を活かして賃貸住宅として活用できます。
二世帯住宅は特殊な物件なので、仲介で買い手を見つけようとするのではなく、不動産買取業者に依頼するのがおすすめです。
不動産買取業者は、買い取った物件をリフォームして再販、もしくは賃貸物件として運用します。
そのままで買取してもらえる分、売却額は安くなってしまいますが、費用をかけずにすぐに買い手を見つけられます。
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二世帯住宅は大型物件なので高額で、間取りが特殊なため需要がなく、買い手を見つけるのが困難です。
リフォームしてから売却する方法もありますが、費用をかけても買い手が見つからないこともあります。
そこで、二世帯住宅を売却する際は、不動産会社に買取を相談するがおすすめです。
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