2023-08-01
不動産を売却したあとのトラブルとして多いのが、エアコンやキッチンなど付帯設備に関する内容です。
トラブルを避けるためには、事前に作成する付帯設備表に正確な状況を記入することが大切です。
そこで今回は、不動産売却における付帯設備表とは何か、記載事項と注意点について解説します。
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付帯設備表とは、不動産と一緒に買主へ引き渡す設備の種類や状況について書かれている書類のことです。
引き渡す設備の有無や、設備が問題なく作動するのか、不具合がある場合どのような問題があるのかなどの具体的な内容が記されています。
不動産を売却するときは、建物自体だけではなくトイレやキッチンなどの付帯設備も一緒に売却することが一般的です。
付帯設備表の作成は、引き渡し後にそれらの不具合が見つかり、買主とのトラブルに発展するのを防ぐことを目的としています。
書類に関しては、売買契約を締結するタイミングで売主が作成し、買主は付帯設備表と実際の設備の状況を照らし合わせながら内容を確認します。
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付帯設備表に決められた書式が存在するわけではありませんが、不動産会社がフォーマットを準備してくれることが大半です。
付帯設備は種類が多いため、その内容は主要設備、その他の設備、特定保守製品の3つの項目に分かれています。
主要設備とは給湯器、キッチン、シャワー、温水洗浄器などの水回り関係、エアコンなど空調関係の設備のことです。
その他の設備とは室内や屋外の照明関係、床下収納、つり戸棚などの収納関係、シャッターや雨戸などの建具関係が挙げられます。
特定保守製品とは、メーカーによる保守が必要な湯沸器などが該当します。
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付帯設備表を記入するときは、動作確認をすることが重要です。
長年使用している設備であればちょっとした不具合に気がつかない可能性があるので、不動産会社の担当者と相談しながら状況を記入しましょう。
また、経年劣化が見られる設備については、それについての注意書きを入れておくことをおすすめします。
どんなに丁寧に使用していても、長い期間使用していればある程度の劣化は避けられません。
付帯設備表に「経年劣化による傷や汚れがあります」と記載することにより引き渡し後のトラブルを防げます。
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付帯設備表とは、不動産と一緒に買主に引き渡す設備の種類や状況について書かれている書類のことです。
引き渡し後のトラブルを防ぐため、記入の際は動作確認をおこない、不動産会社と相談しながら正確な状況を記入しましょう。
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