2023-02-21
不動産売却の際に土地を分筆をすることでメリットを得られる場合があります。
ですが、確認をせずにおこなってしまうと土地の利用に制限が付くことや、費用の負担が増してしまう可能性があります。
そこで、不動産の分筆とは何か、不動産売買時のメリット、申請する方法についてご紹介しますのでごらんください。
\お気軽にご相談ください!/
分筆とは1つの土地を複数に分けて登記することです。
「分割」も土地を複数に分ける際に使われる用語ですが、登記をしない点が分筆と異なります。
不動産売却にともなって土地の分筆が必要となる代表的なケースは、1つの土地を複数人が相続するときです。
土地は共同名義でも登記できますが、売買取引するときトラブルになる恐れがあります。
しかし、土地を分けて相続し所有することで、売却するときに相続人同士での問題を減らせるのです。
相続以外でも、土地を分けて一部のみを売却したいときは、分筆が必要です。
弊社が選ばれている理由|お客様の声一覧
\お気軽にご相談ください!/
分筆をするメリットは、所有している土地を分割して異なる権利で登記ができることです。
わけて登記した土地の一部を売却したり、住宅ローン利用時に土地のすべてに抵当権をかけたくないときなどに、分筆の利点があります。
また、山林や畑などの一部に建物を建てたい際に土地を分筆し建築可能な地目として登記できる、土地を分けることで税金が安くなることがあるなどもメリットです。
ただし分筆の結果、建築できる建築に制限が付いてリフォームがしづらく新築を建てられなくなるなど、使い勝手が低下することもあります。
分筆のための登記が多くなると、手続きの手間や費用が増え、固定資産税が上がる場合もあるので、確認が必要です。
弊社が選ばれている理由|お客様の声一覧
\お気軽にご相談ください!/
分筆登記の申請をするためには、土地家屋調査士による調査が必要があります。
調査の業務には土地家屋調査士の国家資格が必要なので、申請者本人であっても資格がなければできません。
調査の主な目的は、土地の境界を確定するための測量です。
境界が明確でない場合、隣地所有者との合意や役所の立ち会いなどが必要です。
境界が確定できたら、土地家屋調査士が書類の準備や登記の手続きをしてくれます。
分筆登記が完了すると登記完了証と登記識別の情報通知書が受け取れます。
土地家屋調査士によっても異なりますが、期間や費用を決める大きな要素は境界確定の有無です。
調査を依頼する前に相談して、トラブルが減らせるようにすると良いでしょう。
弊社が選ばれている理由|お客様の声一覧
分筆することで土地の一部の売却や、相続でのトラブルを減らすことができます。
ですが、場所によっては固定資産税が上がったり、土地の利用方法に制限がかかるデメリットもあります。
土地家屋調査士に依頼する場合、費用や時間もかかるので、不明点がないように事前にしっかり相談しましょう。
私たち「エヌビーホーム」は、千葉県外房エリア(茂原市、大網白里市、東金市、いすみ市)を中心に不動産売却のサポートをしております。
弊社のホームページより、不動産査定依頼を受け付けておりますので、ご検討中の方はぜひご利用ください。
不動産売却をおこなうとき、既存住宅売買瑕疵保険に加入するケースがあります。これは一見すると買主向けの保険のようですが、売主にも一定のメリットがあるため、加入を一度検討したいところです。そこで今回は、既存住宅売買瑕疵保...
2025-05-20
土地のなかには、隣地との境界線が曖昧になっているものが見受けられます。境界線が不明確なままの土地はトラブルになりやすいため、売却する前に境界を確認するのが大切です。この記事では、土地の境界線とは何か、売却時の境界の調...
2025-05-06
毎月の住宅ローンの返済が厳しくなった場合、リースバックを活用するとどのぐらいの買取価格になるのか知りたい人もいるでしょう。リースバックを検討するには、買取相場と買取後の家賃相場を知っておくと検討材料にできます。本記事...
2025-04-29
リースバックは売却した家に家賃を払い続けて住む方法なので、2種類の契約を同時に結ぶことになります。家を売るための売買契約・その家を借りて入居するための賃貸借契約書です。今回はリースバック契約を結ぶときの契約書にどのよ...
2025-04-29
不動産を売却するにあたり、不動産会社へ仲介を依頼する方は多いでしょう。この場合、担当者はどのように選べば不動産の売却がスムーズにすすむのでしょうか。ここでは不動産売却の担当者の役割とは何か、担当者の選び方として見極め...
2025-05-13
自宅を用いて現金をつくる方法には、売却後の不動産を賃貸物件として借りるリースバックがあります。リースバックのほかにも融資を用いた現金化の方法がありますが、両者は大きく異なるサービスです。今回は、リースバックと融資の審...
2025-05-13
ご自宅を売ると決めたら、まず最初に不動産会社に査定をご依頼ください。査定価格はご自宅の売り出し価格を決める際の参考になるものですが、状態の良し悪しだけでなく、書類の有無によっても金額が左右されることがあります。こちら...
2025-03-04
不動産売却を早く売りたいと検討している方や、早く売るべきなのか迷っている方は多くいます。どうして早く売りたいのか、その理由や早期売却を迫られるケースを知っておくと、売却を検討している方が早期売却の判断をするのに便利で...
2024-07-23
不動産の売却において、契約内容と実際の間に相違が発見される場合があります。このとき売り主が買い主に対して負う法的責任を契約不適合責任といいますが、以前は瑕疵担保責任と呼ばれていました。今回は、瑕疵担保責任から契約不適...
2025-01-19
不動産を相続する際の相続登記が義務化されたことをご存じですか?義務化に際して登記を怠った際の罰則も設けられているので、不動産を相続するときは忘れずに相続登記をおこないましょう。今回は、不動産相続時の相続登記が義務化さ...
2025-01-19
お墓に近い不動産の売却を検討している場合、メリットや注意点について事前に知っておきたい方も多いでしょう。この記事では、墓地が近くにある物件を売却する場合の利点や注意点について解説をしています。お墓に近い場所にある不動...
2024-12-24
一戸建ての売却を視野に入れて、不動産会社に査定の依頼を検討している方は多いでしょう。はじめて不動産の査定を受ける方は、査定の流れを事前に把握して、入念な準備を進めたいと考えているかもしれません。そこで今回は、不動産会...
2024-09-24
親が認知症などで判断能力を失い、実家を売却するために成年後見人制度の利用が必要となるケースがあります。制度について事前によく知っておけば、突然の事態に焦らずに冷静に対処できるでしょう。そこで今回は、成年後見人制度とは...
2025-05-20
相続する建物が古いものだった場合、未登記のままになっているかもしれません。未登記不動産にはさまざまなデメリットがあるため、相続のタイミングで登記を済ませてしまうのがおすすめです。この記事では、不動産が未登記になってい...
2025-05-06
土地や建物を売りたいときには、不動産会社へ依頼して買い手を探すのが一般的です。売主のなかには、物件が精神科病院に近いなど、地理的な条件によって買い手をみつけられるか心配される方がみられます。この記事では、精神科病院に...
2025-03-25
親から家や土地などの不動産を相続することを、楽しみにしている方もいるかもしれません。しかし、場合によっては維持経費ばかりがかかる「負動産」である可能性もあります。今回は、そんな負動産を相続してしまった際の処分方法、相...
2025-03-04