2024-01-30
住宅ローンを滞納し続けていると、裁判所から競売開始決定通知が送られてくる可能性があります。
通知書の意味を把握していないと、競売にかけられるのではと不安を抱えてしまうため、事前に内容を確認しておきましょう。
そこで今回は、任意売却を検討している方に向けて、競売開始決定通知とは何か、概要や期限猶予をご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
競売開始決定通知とは、債権者の申し立てによって、担保不動産が競売にかけられることを所有者に知らせる通知書です。
この書面には事件番号が付与されており、どの裁判所においてどの不動産が差し押さえられたのかなど、競売に関する事項が記載されています。
ただ、事件の詳細に関しては記載がなく、通知を受け取った物件所有者や債務者・相続人などが差し押さえの事実のみを知るのが一般的です。
通知の到着後は、徐々に競売の準備が進んでいきますが、任意売却すれば回避できます。
任意売却は債権者の合意を得て、一般的な不動産と同様に売却する方法です。
問題を先延ばしにしていると、売却に制限がかかるため、競売開始決定通知書が届いたら早急に任意売却を検討することをおすすめします。
▼この記事も読まれています
3階建てが売却しにくい理由は?売却するときのポイントを解説!
\お気軽にご相談ください!/
通知が届いても、すぐに競売が実行されるわけではありません。
開札期日の前日まで猶予があるため、それまでに任意売却をおこないましょう。
通知が届くと、1か月前後で裁判所から執行官が競売対象不動産を調査に来ます。
建物の場合は写真を撮られ、競売物件として公開されるのが一般的です。
その後、3か月~5か月で入札が開始となり、入札が始まってから1か月ほどで開札日を迎えます。
落札者が手続きを終えると、債務者は所有権を失い、強制退去となるでしょう。
通知が届いてから自宅に住み続けられる期限は、半年前後が目安です。
任意売却を検討している方で通知が届いた場合は、その時点で金融機関や不動産会社にすぐに相談することをおすすめします。
対応までの時間が早ければ早いほど、任意売却の成功率は高まるでしょう。
▼この記事も読まれています
一戸建て住宅は売るべき?貸すべき?それぞれのメリットとデメリットを解説
競売開始決定通知とは、債権者の申し立てによって、不動産が競売にかけられることを所有者に知らせる通知書です。
書面には事件番号が付与されているほか、競売に関する概要が記載されています。
任意売却をすれば競売を回避できますが、不動産の所有権を失う開札期日の前日までに、手続きを済ませなければなりません。
茂原市や房総半島エリアの不動産売却のことならエヌ・ビー・ホーム株式会社へ。
地域密着で住居、空家、土地の無料査定を行っております。
30年の実績と経験でお客様のお悩み解決のお手伝いをいたしますので、ぜひお問い合わせください。
不動産を売却する際に大切なのは、売主の希望を反映した売り出し時の希望価格です。必ずしもその価格で売却できるとは限らないものの、希望価格に近い価格で売れるケースもあるでしょう。今回は、不動産を売却する際の希望価格の決め...
2024-09-24
不動産を売却する際は内見をおこなう必要がありますが、なかにはまだ売主の方が居住中の物件もあるでしょう。こうした居住中の物件を高く売るためには、内見時の生活感を抑えて良い印象を引き出さなければなりません。今回は、居住中...
2024-09-17
相続した不動産を売るなら、3年以内に売ることをおすすめします。3年以内に売却すると、相続空き家の特例・取得費加算の特例が使えて節税できるためです。今回は相続から3年以内の売却で活用できるこれらの特例や、相続した不動産...
2024-08-13
土地の売却にあたり、先祖代々の土地でも手放して良いものなのかと、疑問を感じる機会もあるでしょう。売却をスムーズに進めるためには、先祖代々の土地を手放す理由などを一度確認しておくのがおすすめです。そこで今回は、先祖代々...
2024-08-06
不動産売却を早く売りたいと検討している方や、早く売るべきなのか迷っている方は多くいます。どうして早く売りたいのか、その理由や早期売却を迫られるケースを知っておくと、売却を検討している方が早期売却の判断をするのに便利で...
2024-07-23
事故死や自殺、孤独死などがあった物件は「いわくつきの土地」「わけあり物件」などの噂が立つことがあり、売却が困難になるケースがあります。とはいえ「いわくつきの土地と言われているが、どうしても売却したい」と思う方もいらっ...
2024-06-11
土地・家などを売りたいと検討している方にとって、希望に近い額で購入してくれる買主がスムーズに見つかるかどうかは大きな不安のひとつでしょう。そのような不安を抱えている方は、売れなかった場合の対策についても把握しておくと...
2024-02-13
不動産売却の際には、さまざまな理由でキャンセルをしなければならないケースも起こりうるでしょう。そもそも契約解除はできるのか、またそのさいのペナルティも気になるところです。ここでは、不動産売却を途中でキャンセルする場合...
2024-02-13
一戸建ての売却を視野に入れて、不動産会社に査定の依頼を検討している方は多いでしょう。はじめて不動産の査定を受ける方は、査定の流れを事前に把握して、入念な準備を進めたいと考えているかもしれません。そこで今回は、不動産会...
2024-09-24
不動産市場において、市場に出しても売れにくいと言われている建物がいくつかあります。今回は売れにくい建物とは何か、原因についてご紹介します。大きく分けて再建築不可、テラスハウス、賃貸併用住宅についてピックアップしている...
2024-09-10
住宅ローンを組んで購入した家には、金融機関による抵当権が設定されます。しかし完済後に抵当権抹消登記の手続きをおこなわないと、そのまま残り続けてしまう点に注意が必要です。そこで今回は抵当権抹消登記とは何か、抵当権抹消登...
2024-08-20
不動産相続した場合、亡くなった方の名義から自分の名義に変える手続きが必要になります。手続きを怠るとペナルティが生じるため、いつまでに手続きをするべきか把握しておかなければいけません。そこで今回は、不動産相続の名義変更...
2024-07-30
家族や親族が亡くなったときに生じるのが、相続関係の手続きです。手続きを進めていくうえで、遺産分割と相続の違いについて理解しておくことは重要なポイントになります。そこで今回は、遺産分割と相続はそれぞれどのようなものか、また...
2024-05-14
遺言書とは、自分の財産を生前に誰にどれだけ残すかについての意思表示をするものです。遺言があれば遺産分割協議をおこなわず相続手続きが進められるので、相続人同士でのトラブル防止につながります。遺言には自筆証書遺言や公正証...
2024-04-23