周囲に気付かれずに不動産を売却する方法は?

2022-05-10

周囲に気付かれずに不動産を売却する方法は?

この記事のハイライト
●不動産会社と締結する媒介契約には、3種類の契約形態がある
●気付かれずに不動産を売却する際の売却活動は、限定的になってしまう
●不動産売却にかかる一般的な期間は、3か月から6か月程度

「近所の方や会社の同僚などの知り合いに気付かれずに不動産を売却したい」と考えている方は少なくありません。
どうすれば気付かれずに売却できるか分からず、不動産の売却に踏み出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、気付かれずに不動産を売却する方法についてご紹介します。
千葉県外房エリア(茂原市、大網白里市、東金市、いすみ市)で周囲に気付かれずに不動産の売却をご検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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気付かれずに不動産を売却する際に締結する媒介契約

気付かれずに不動産を売却する際に締結する媒介契約

個人の方が不動産の売却をおこなう際、不動産会社に仲介を依頼し、買主を探すのが一般的です。
この際、不動産会社と締結する契約が「媒介契約」です。
媒介契約には、一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3つがあり、それぞれ特徴やメリットが異なります。
周囲に気づかれずに不動産を売却したいときは、それぞれの契約がどのようなものかをきちんと把握し、ご自身にあった契約を締結することが大切です。

一般媒介契約

一般媒介契約とは、複数の不動産会社と同時に契約を結ぶことができる媒介契約です。
周囲に気付かれずに不動産を売却したいときに一般媒介契約を選ぶメリットは、「レインズ」への登録義務がないことです。
レインズとは、不動産会社が利用しているネットワークで、このシステムに登録されている不動産情報は、すべての不動産会社が閲覧できるようになっています。
一般媒介契約にはレインズへの登録義務がないため、契約を締結した不動産会社以外の不動産会社からの情報の拡散を防ぐことが可能です。
ただし、一般媒介契約には、売主への活動状況の報告義務がないため、不動産会社がどのような活動をおこなっているかの把握が難しくなります。
不動産会社の活動量や内容によっては売却が長引くおそれもありますので、ご注意ください。

専任媒介契約・専属専任媒介契約

専任媒介契約・専属専任媒介契約は、いずれも不動産会社1社としか締結することができない媒介契約です。
ただし、専任媒介契約では2週間に1回以上、専属専任媒介契約では1週間に1回以上の活動状況の報告が義務化されているため、売却活動の状況を把握しやすくなります。
また、1社にのみ仲介を依頼することになりますので、売却理由や売主の状況を把握しているのは限られた関係者のみとなり、「周囲に知られたくない」という事情を考慮した売却活動を展開することができます。
気付かれずに不動産を売却するという観点から見ると、2つの契約ではレインズへの登録義務があることはデメリットかもしれません。
しかし、レインズに掲載する条件として「他社による広告掲載を不可」とすることは可能です。
他社による広告掲載不可とすると、ほかの不動産会社は物件情報を見ることはできますが、自社ホームページなどに物件情報を掲載することができません。

媒介契約は専任媒介契約・専属専任媒介契約がおすすめ

ご紹介したとおり、媒介契約には3つの契約形態がありますが、気付かれずに不動産を売却したいときには、専任媒介契約あるいは専属専任媒介契約を選ぶことをおすすめします。
一般媒介契約では売却活動の状況を把握できないため、売却が長引いてしまうリスクがあります。
レインズに物件情報が掲載されるデメリットはありますが、「広告掲載不可」とするなどの対策を講じれば、大きな問題とはならないでしょう。
なお、専任媒介契約では、ご自身で探した買主と直接契約することが認められていますが、専属専任媒介契約では認められておらず、契約している不動産会社を必ず通さなければいけません。
ご自身で買主を探してくる可能性があるかどうかで、どちらを選ぶかを決めると良いでしょう。

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気付かれずに不動産を売却する際におこなう売却活動

気付かれずに不動産を売却する際におこなう売却活動

通常の不動産売却では、不動産会社は自社ホームページやポータルサイト、新聞広告などの媒体を利用して売却活動をおこないます。
しかし、周囲に気付かれずに不動産を売却する場合は、上記のような活動をおこなうことができず、売却活動が限定的になってしまいます。
周囲に気付かれずに不動産を売却する際の売却活動は、以下の2つが考えられるでしょう。

  • 顧客への情報提供をおこなう
  • 不動産会社の買取を利用する

顧客への情報提供をおこなう

不動産会社には、不動産を売りたい方だけでなく買いたい方からも問い合わせがあります。
そのため、不動産会社は、インターネットや紙媒体の売却活動を利用できない場合は、興味がありそうな顧客に対してダイレクトメールや電話連絡での情報提供をおこないます。
不特定多数への情報提供にはなりませんので、気付かれずに不動産を売却する際には、有効な売却活動の1つです。
ただし、物件を紹介できる相手は顧客に限られますので、限定的な売却活動であることは否めません。

不動産会社の買取を利用する

気付かれずに不動産を売却したい方は、不動産会社の買取を検討するのも良いでしょう。
不動産の買取では、不動産会社から提示された買取価格に納得できれば、すぐに売買契約を締結することができ、売却活動をおこなう必要がありません。
そのため、周囲に気付かれずに不動産を売却できる可能性は非常に高くなります。
エヌビーホームでは、不動産の買取にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

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気付かれずに不動産を売却する際に要する売却期間

気付かれずに不動産を売却する際に要する売却期間

気付かれずに不動産を売却したい方にとっては、売却期間がどれくらいかかるかも気になることでしょう。
最後に、不動産の売却期間についてご紹介します。

通常の不動売却に要する売却期間

一般的な不動産の売却にかかる期間は、3か月から6か月程度と言われています。
不動産売却をおこなううえでの流れは、以下のとおりです。

  • 不動産会社に価格査定を依頼し、媒介契約を締結する
  • 売却活動をおこない、買主との条件交渉をおこなう
  • 売買契約を締結し、決済・物件の引渡しを完了させる

不動産会社に価格査定を依頼し、媒介契約を締結する

不動産を売却する際には、まず、不動産会社による価格査定を依頼しましょう。
依頼を受けた不動産会社は、現地の状況や周辺相場の調査をおこなったうえで、該当する不動産の査定価格を提示します。
査定価格に納得できれば、不動産会社と媒介契約を締結しましょう。
価格査定を依頼してから、媒介契約を締結するまでには3週間から1か月程度の期間を要します。

売却活動をおこない、買主との条件交渉をおこなう

媒介契約を締結すれば、不動産会社は契約内容に沿った売却活動をおこなっていきます。
周囲に気付かれずにおこなう売却では、前述したような顧客への営業などがおもな内容となります。
売却活動の結果、買主が見つかれば、価格などの契約条件の交渉をおこなっていきます。
売却活動から条件交渉までの一般的な期間は、1か月から3か月程度です。
ただし、周囲に気付かれずに不動産を売却する場合には、宣伝や広告を控えますので、買主がみつかるまでにはそれ以上の時間がかかってしまうでしょう。

売買契約を締結し、決済・物件の引渡しを完了させる

売主と買主の双方が契約条件に合意すれば、売買契約を締結し、決済・引渡しに進んでいきます。
不動産の引渡しが終われば、売却活動は完了です。
売買契約から引渡しまでにかかる期間は、1か月から2か月程度でしょう。

不動産会社の買取なら短期間で売却することが可能

不動産会社による買取を利用すれば、短期間で売却することが可能です。
買取価格に納得できれば、売却活動をおこなうことなく売買契約を締結しますので、早ければ3週間から1か月程度で売却活動を終わらせることができます。
「気付かれずに不動産を売却したい」とお考えであれば、買取をご検討ください。

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まとめ

今回は、周囲に気付かれずに不動産を売却する際の媒介契約や売却活動、売却期間についてご紹介しました。
周囲に知られず不動産を売却する場合には、売却活動が限定的になってしまい、売却期間が長引くおそれがあります。
「なるべく早く不動産を売却したい」とお考えの方は、不動産会社の買取もあわせて検討すると良いでしょう。
エヌビーホームでは、千葉県外房エリア(茂原市、大網白里市、東金市、いすみ市)の不動産売却や買取のご相談を承っております。
売却をご検討中の方は、弊社の無料査定依頼をご利用ください。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

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